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衝撃映画!愛のむきだし

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園子温監督の衝撃作「愛のむきだし」は4時間ほどに渡る長編映画です。長編ですが、4時間あっという間に過ぎてしまうほどの内容が濃く、あっという間終わってしまいます。終わった後にはしばらく現実世界に戻らないほど映画世界に引き込まれていくので、この映画を観た時の衝撃や強いインパクトは忘れることができません。映画の世界に自分がいるような感覚に陥る作品で、映画の中でもこの作品だけは他に無い作風の映画です。

クリスチャンな家庭で育ったユウの話から始まり、神父をしている優しい父と一緒に二人暮らしをしている場面から始まります。初めはとても穏やかな始まりでしたが、その後カオリという女が異常なほどの愛情を持って父に近づいてくるところから状況が変わり始めます。カオリの異常な愛情は見ていて身振いがしてしまうほどで恐怖を感じました。

迫力満点で、序盤から映画に引き込まれていくのを感じました。カオリと出会ってからの父の変わり様、変わった父に従わなければいけないユウの悲しみが直接伝わってきました。ユウは父に懺悔をし続けるために女性のスカートの中を盗撮するという行動を始めます。

カオリにはヨーコという娘がいて、その娘は極度の男嫌いでユウと兄弟になることにショックを受け毛嫌いします。ヨーコの背景にある男嫌いの理由はとても悲しく、男に対する憎悪の念が伝わってきて感情移入してしまいました。

ユウはヨーコが不良に絡まれているところを女装したサオリというキャラクターによって助けてヨーコに恋をするのですが、今までの迫力とは一変してコミカルで、ヨーコもサオリに恋をしてしまい、始めて恋の気持ちを知るという展開がとても面白かったです。

しかし、ヨーコはサオリがユウだということにも気がつかずにヨーコはどんどん恋に落ちてしまいます。しかしその後信興団体のゼロ教会のコイケという女がユウ以外の家族に近づいてきてどんどん家族が引き込まれていく場面がリアルでユウの気持ちを思ってこちらまで泣いてしまいました。

悔しさが滲み出ていてどんな手を使ってでもヨーコや家族を助けてほしいと願いました。そこからゼロ教会から家族を助け出そうとするユウの涙ぐましい努力とヨーコに対する愛の深さが切なく、信興団体から助け出すことの難しさや洗脳されることの怖さがリアルに描かれていました。

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この作品は実話に基づいているので、平和な日本でもこのように洗脳されることはあるのだと思うと恐しくてなりませんでした。ゼロ教会との闘いは凄まじく、ユウが助けるために自らゼロ教会に入ることを決意する覚悟や洗脳を解く大変さがひしひしと伝わってきました。

全ての人々のさまざまな愛の形のが描かれており、ユウの愛がとにかくむきだしで、その愛によってヨーコや家族が救い出される最後のシーンは必見です。それぞれの俳優の個性が出た作品です。コイケを演じる安藤サクラ、ヨーコを演じる満島ひかりそれぞれの演技力が発揮されており、一度は見てほしい園子温監督渾身の一作です。

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