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貧乏体験

食べていくのは大変

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私は商才の無さと、後は単に労働を怠るという反抗心のために明日の朝食にも困る身に陥ったことがあります。自分のせいとはいえ、神様に恨み言の一つでも言ってやりたい状況でした。これは私は20代前半の時の話です。

 食うに困った貧乏な私がとった最初の方法はタダで飯を得るということです。思いついたのは3つ、まずはスーパーのキャベツとレタスの木っ端になった部分を持って帰って食べること。次にはパン屋にいって食パンの耳をもらう。最後は豆腐屋でおからをもらうことです。

 私はます24時間オープンの生鮮食品を売るスーパーを見つけました。そこに深夜の3時くらいに入店し、キャベツとレタスの売り場においてあるそれぞの玉の一番外側についている一枚をおとしたものを20リットルの袋一杯に持って帰りました。店としてはゴミ扱いですから、無料でもって帰ってもよいものです。しかし、精神的な防衛本能から起こったことと考えますが、私は前もって店員には「家に兎が三匹もいて、それのエサのためにほしかったんですね~」と飼ってもいないペットの存在をでっち上げることをしました。今思えばこれは情けない。かえって自分を惨めにしただけで、だったら潔く自分で食うと言ってダンボール一杯にして持って帰ったほうが格好がついた気がします。

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 次には朝7時オープンのパン屋に一番に行って、パンの耳をゲットしました。これはなるたけ人目に付きたくないがための朝一ねらいでした。この店には7回程お世話になりましたが、どうやら店の方で私の行動が問題となったようで、8回目の入店では「そういうことはもう出来ないんです」と言われて断られました。この時はさすがに惨めというか、全てが悲しくなりました。こんな姿を親が見たらどう想うか、それを考える程に情けなくなりました。ついぞ9回目の来店をする日は来ませんでした。

 豆腐屋にいけば、崩れた豆腐や売り物にならないおからをくれると噂に聞いていました。閑静な商店街の店を狙っていきました。人の良い店主は本来ならこういうことはしないと言いましたが、私を気の毒に想って今回のみは分けてやると言ってくださいました。私はその店には感謝していましたが、お金を持っていないのでその後二度と行くことはありませんでした。

 食べていくのは大変です。意外な真実ですが、多分私みたいなことをする人が浮浪者なんかの間にもいるようで、例え余った材料でも誰もがもらえるというルールは敷かれてはいないと分かりました。

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