女性同士の友情を描いた映画はたくさんあります。しかし結婚をテーマに友情が崩壊しつつも幸せをつかもうとする映画を見た経験はありませんでした。
結婚・真の友情を描いた作品を見たいという人にはお勧めしたい映画があり「ブライダルウォーズ」という作品です。
初めてアメリカ映画「ブライダルウォーズ」を見た時に衝撃を受けました。
ブライダルウォーズは幼馴染の女性同士(ケイト・ハドソンが演じるリヴとアン・ハサウェイが演じるエマ)の友人がおり、今までもこれからも親友と互いに語っていました。
そしてどちらかが結婚するときは盛大にお祝いすると決めていました。
二人は互いに恋人がおり、同じタイミングでプロポーズを受け、同じ日に同じ結婚式で式を挙げることになりました。
しかしホテル側のミスで同じ時間に式を挙げることになりました。これでは昔の約束が果たせないと、互いに相手に式を延期するように圧力をかけていきました。
この映画の見どころとしては壊れていく友情もですが、海外特有のブラックな笑いです。
二人が互いに結婚式の準備を邪魔しようとあの手この手で策を練り、それに翻弄される姿はとても見ごたえがあります。
そして「やられたらやり返す」という覚悟で相手を全力でつぶしにかかる姿は女性だからこそ出る狂気を帯びていました。
最終的にはハッピーエンドにつながりますが、その過程は非常にドロドロとしており、予測もつきません。
次はどんなアタックを仕掛けるのかとハラハラさせられました。そして映画を観た感想として、こんな友人が人生に一人いてほしいと感じました。
映画ではリヴとエマにフォーカスを当てて作られていますが、その周り(特に新郎)にも様々な葛藤があり、そこもしっかりと作中に盛り込まれていました。
幸せになるということはこれほど大変であり、一筋縄ではいかないのかと思わされました。またリヴとエマを見ていると、どれだけ憎みあって潰しあっても切っても切れない縁を感じました。
浅い関係の友人は私もたくさんいますが、些細なことが起こったり環境が変わることで増えては減るということを繰り返してきました。
もし私の人生にリヴとエマのように何があっても崩れない・崩れてもやり直せるほどの親友と呼べる人が一人でもいればと思います。
他人の幸せを心の底から喜べる存在がいるということはとても幸せであり、結婚と同等かそれ以上にあこがれを抱きました。
映画は非常に面白く何度も見返しましたが、女性同士のトラブルはとても恐ろしく、あくまでフィクションの中だけにしておき私の身の回りでは起こってほしくないと思うほど面白くも恐ろしい内容でした。
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