貧乏

高校卒業後の寂しい青春時代

私は商業高校に通ったため、高校卒業後には大学への進学ではなく、実家から遠く離れた場所にあるちょっと都会の大きな会社に就職することにしました。

その会社のすぐ横の敷地には会社が所有しているアパート寮がありましたので、そこに住みながら働き始めました。

そして同じ部屋に同じ会社で働く先輩3人と一緒に同居しました。

同居している先輩たちと一緒に食事を作って、一緒に食べました。

ですからもちろん、その食料代はみんなで出し合って買い物をしました。

でも私にとってその食料代を支払うのは楽ではありませんでした。

なぜなら私は貧乏だったからです。

高卒の私のお給料はけして高いものではありませんでしたし、実家から離れてアパート寮で生活していくために、家具や様々な生活用品を購入する必要がありましたので出費がかさんでしまいました。

その当時、私は初めて実家を離れて家具や日用品の買物をしたので、お金の感覚が分からなくて節約せずについ、自分が気に入った商品を買ってしまったため、すぐに手持ちのお金が無くなってしまったのです。

しかも私が配属された部署の仕事は楽でしたが、残業はぜんぜんありませんでしたので、残業手当でお金を稼ぐことも出来ませんでした。

通っていた商業高校ではアルバイトが禁止されていましたので、高校時代の貯金もありませんから、私は困ってしまいました。

でも一緒に暮らしている先輩たちに相談することも出来ませんでしたし、一緒に食べている料理の食料代を支払わないわけにはいきませんでしたので、毎月、ぎりぎりの状態でその食料代を支払っていました。

そしてそうするために、会社の同期の友達たちと遊びに行ったり、買い物に出かけることは出来ませんでした。

私以外の同期の友達たちは一緒にボーリングやカラオケに行って遊んだり、遊園地に行ってデートを楽しんだり、色んな買い物を満喫している様子でしたが、貧乏な私は彼らと一緒に遊ぶことが出来なくて悲しい思いをしていました。

初めて親元から離れて、実家がある場所よりも都会でしたので、色んなことに興味津々だったのに、貧乏が原因でその気持ちを抑えてアパート寮に閉じこもっているのは辛かったです。

それに10代最後でしたので、恋愛にもとても興味がありましたし、同期で一番仲良くしていた女の子は、同じ会社の年上の男性とお付き合いをするようになってキラキラと輝いていたので、私ももっと遊びに出かけて、恋愛も楽しみたかったです。

あの時期、もし私が貧乏でなかったら、もっと楽しい青春時代を送れたのではないかと思うととても残念です。

-貧乏
-,

Copyright© ハッピーライフを目指して! , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.