離婚

離婚はより良い人生を送るための通過点

私の知人で熟年離婚した女性がいます。

60代に入ったばかりの人で、ご主人とは40年間連れ添い、一人娘さんもいました。

最初、なぜ離婚したのか不思議でなりませんでした。

ですが、その理由を聞いてみて納得しました。

建築関係のご主人は、とにかく浪費癖が激しくて、流行りものはなんでも手を出していたそうです。

建築関係というと、給料も高くて裕福なイメージがあったのですが、そのご主人は貯金を嫌い、とにかく借金をする人だったらしく、毎月支払いに追われていたそうです。

「娘が小学生の時は、給食費も払ってあげられなくて、可哀想なことをしたわ」と、涙ながらに話してくれました。

おまけに、そのご主人は1,000万以上もする家を、相談なしに購入してしまったそうで、そのローンを払うために内職もしていたそうなんです。

「何度も何度も頼んでも、借金はやめてくれないし。文句を言えば暴力を振るわれるし。

おまけに、姑に相談したら、私が悪いと怒られて、もうどうして良いかわからなかったの。」

それでも、その女性は苦労に苦労を重ねて借金をすべて返済。

住宅ローンも払い終え、やっと穏やかな生活ができると安堵したそうです。

ところが、やはりご主人は借金を諦めてはいなかったのです。

今度は、内緒で消費者金融数社から借金をしたそうです。

「私、もう駄目だって思ったわ。ここまで耐えて耐えたのは、いつかこの人もわかってくれる。私が一生懸命していたら変わってくれる。そう思ったからなのよ。でも、あの人は変わらなかった。」

それが、熟年離婚の理由だそうです。

今は、一人娘と一緒に、小さなアパートで暮らしています。

驚くことに、ご主人は女性の年金さえ払ってはくれなかったらしく、かなり生活には困っているようでした。

それでも、女性はとても幸せそうです。

「離婚するまでは不安だったけれど、離婚して良かったわ。今は娘と二人でいられて、とっても幸せよ。」

そう語る女性の顔は、とても生き生きとしていました。

「離婚したことを後悔しているか」と聞いたら、「後悔はしていない。」とキッパリと言い切りました。

離婚というのは、決してマイナスなだけではない。

新しい人生をスタートするための通過点なのです。

辛い日々を我慢しながら過ごしても、決して心は充たされませんし、ストレスが溜まる一方です。

それよりも、慎ましくても静かで幸せな日々を選んだ方が、精神的に満ち足りた日々が得られるのだということがわかりました。

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