ずるい人

責任転嫁が当たり前のずるい上司

私の以前の上司は、部下に責任転嫁するのが当たり前のとんでもなくずるい人でした。

仕事で失敗をしても部下の失態にするのですが、ずるいのは自分が守っていますというような雰囲気を醸し出して責任転嫁することなのです。

書類などに不備があった場合など、本当は自分が作ったくせに「私が~さんにお願いして確認が不足していたからです!私がいけないのです!」とまるで部下を守る上司のような顔をしているのです。

そのため、上司は自分の失態を部下に押し付けながらも自分が英雄のような上司になるようにシナリオを作っているような感じで、本当にずるい人生を送っています。

責任転嫁するのは、仕事での失敗だけではありません。

企画のようなもので、このような風に仕事をしていったらよいのではないか、これを導入したら良いのではないかというアイディアをだし、それが通ったら自分のアイディアとして実績を積み重ねていくのですが、もしもアイディアを拒絶されてしまったら「そうですよね。部下からぜひこのアイディアをと言われたのですが」とか「部下の意思を尊重してあげたいと思いまして。もう一度指導します」などのように、部下は出してもいないような悪アイディアによって評価を落とされてしまったりと、上司のずるい性格のせいで損をしてしまうような人も多かったのです。

上には媚びているため、部下が違うと反論しても信用してもらうことが出来ませんでした。

悔しいことに、ずるい人は上への媚びかたなどを知っていますし、違うというような部下が出てきたときも、「彼がそう言うならばそれでもいいです。私の失敗として認識してもらっても構いません。失敗した本人が心のなかで反省することが大切だから」などのような言葉をかけるからです。

そんな言い方をされると、上司の人間性が認められて、部下の言葉というのは受け入れられないのです。

そんなずるい上司の下で働いていると、損をすることが多いのですが、組織に反論することの意味を見失ってしまいました。

ずるい人は単にずるい言動をするだけではなく、その言動を受け入れてもらうために更なるずるい言動を行うのです。

そのずるい上司のせいで辞めていった人は数知れず。

それでも上司の言動を見つめないのはもしかすると上層部の人たちがみんなずるい人生を送ってきたため、上司の人生を称賛しているからなのかもしれないなと思ってしまいました。

ずるい人の周りにはずるい人が生き残るのかもしれません。

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