私は今、現在40代前半になる主婦なのですが、姑とこじれたことがありました。
それは結婚して直ぐのことでした。
私が夫の実家に行った時のことだったのですが、私が姑に気を使ったことが始まりだったのです。
夫の実家に訪れた際に私は姑と台所で一緒に夕食の準備をしていたのでした。
すると、姑とは勿論初めての経験でしたので、私は姑に聞きながら合わして夕食の準備をしていたのでしたが、ところがそれが反って姑にとっては逆効果になったみたいで、全然料理も出来ない嫁と思われたのでした。
正直、私には理解できないことでもありました。
私はただただ姑に気を使って合わしていただけなのに、姑にとっては料理も出来ない嫁とレッテルを貼られてしまったのです。
その後、食事の際にも全く口を利いて貰えないので、夫もまた不思議そうに感じていました。
そして、自宅へと私たちは帰った後、私はその事を夫に相談したのでした。
すると、夫はそんなことは気にしなくていいからっと言うだけだったのでした。
しかし、勿論私には納得がいかずに再び夫の実家へと帰ることがあったのです。
玄関でそれなりに挨拶はしたのでしたが、やはり姑とは全く口を利くことがなくその日を過ごしたのでした。
その時は台所へと立つことはありませんでした。
元々、私と姑とは全く性格が違いましたので、今思えばなるべくしてなったような関係だとも思えます。
しかし、これから先長いお付き合いになることを考えるとゾッとしたのです。
ですので、何か機会があればいつかはまたお話しすることも出来るようになると思い胸にしまっていたのでした。
そんな時、夫が仕事で事故にあってしまったのです。
幸いにも骨折だけで済んだのですが、しばらく入院することになったのでした。
勿論、私は毎日お見舞いに行き懸命に夫の支えとなるよう夫を支えたのです。
すると、そんな時姑が現れたのでした。
それまで全く姑とは話していませんでしたが、姑から私に話かけて来たのでした。
姑も私が夫を思う気持ちに何かを感じたのか、一言「いつもありがとうね。」と言ってくれたのです。
私は驚きながらも返事を返したのでした。
それ以来実家に帰った際には姑とも話すようになったのです。
そして、その時に初めて姑の本心を聞くことにもなったのです。
「実は一人息子の我が子をあなたに取られたような気がして嫉妬してしまっていた」と言うのでした。
私はそれを聞いて全てが何故か納得出来たような気がしたのでした。
一時期は姑とは本当にこじれたことを後悔しましたが、今は仲良く出来るようになりホッとしています。