貧乏2

私の実家での貧乏体験

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私の実家は、経済力がなくて、非常に恥ずかしい思いをしておりました。

小学校の頃に、いつも「お父さんの仕事」と言う事で、盛り上がるのですが、私は、父が一度リストラに合い、タクシードライバーであると言うことを言うことができませんでした。

お父さんの職業を言い合う時に、「私のお父さんは、地図の仕事をしているの」と言う形で、ついつい嘘をついてしまうような発言をしておりました。

お父さんの仕事の話となった時、みんなのお父さんが立派な肩書を持っている時には、すごいなと思い自分自身が惨めになる瞬間でありました。

その当時の小学生時代の私の友達のお父さんの肩書は、公務員であったりとか、自営業の社長さんであったりとか、それを聞く度に虚しくなると言う状況でありました。

・父親の給料で口論

父親がタクシードライバーと言うことで、一日の水揚げに左右される形でありました。

水揚げが全くない月は、給料が10万円であったりですとか、それすらも切るような月もありました。

そのたびに母親が「こんなんでどうやって生活するんや!!」と、父親と口論になっていた時がたまらず涙が出てくる状態となり、恥ずかしい記憶として残っております。

また、いつもお客さんがおられる深夜に水揚げをしに行くような形でありましたので、父親の事故のリスクや体調面なども非常に心配でありました。

昼間一日中寝ている父親に対して、虚しくなるようなこともありました。

・進路が限定されたのが辛かった

一番辛い状況でありましたのは、やはり進路が限定されると言うことでありました。

工業高校を選択して、更に進学する際に、国立の大学しか選択できないと言うことでした。

母親から言われていた言葉としましては、「国立が無理やったら諦めて働け!」と言われておりましたので、必死の想いで勉強するしかありませんでした。

・なんとか進学出来ました。

ここで勉強を頑張ったのですが、経済的に恵まれていなかったことから、どうしても、お小遣いが欲しかったので、高校生1年生の頃はアルバイトに明け暮れるような形で、アルバイトと部活動で成績が満たされないような形でありました。

1年生の成績を挽回するのが大変であると言う状況になりましたので、欲望に負けてしまった自分自身に対して非常に後悔しました。

ですが、この貧乏体験があったからこそ、なんとか頑張って国立の大学に進学することができたと思います。

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