子育てブログ

不登校は身近なところにある

子供が二人おり、ふたりとも小学校までは普通に学校に通っていたのですが、上の子は中学2年の夏休み明けに急に学校に行かなくなりました。

 

原因は担任で、たてついているわけではないのですが、人の言っていることを聞き逃す癖があるので、「ふざけている」と取られて目を付けられていたからのようです。

 

今までもそのようなことがあったものの、「個性」なので、強くは注意されなかったのですが、今回の担任は私と同じ世代なので「皆と同じ」でないと許せなかったのでしょう。

 

夏休み明けすぐの登校拒否だったので、親としても慌てました。

 

無理やり行かせようにも、もう大きくなっているので、とても学校まで動かせません。結局は中学校はそのまま行けませんでした。

 

この間、不登校について色々なところに相談したりしましたが、学校や市は「親の教育が悪い。学校に来させろ」の一点張りで全く話になりませんでした。

 

保険所も専門家を呼んでくれましたが、専門家は現状を理解はしてくれ「学校に協力してもらうべき」とはいうものの、学校はこのような状態なので何も進展しませんでした。

 

本人の方ですが、不登校になって昼夜逆転してズッとゲームをしていました。

 

学校に行かせようとすると、暴れて家の壁を破ったりと抵抗するので学校に行かせるのはあきらめました。

 

親の方もいろいろ手を打とうとしたのですが、結局、何の成果もないまま1年以上過ぎていきました。

 

学校の方も、担任は口を開けば「私のせいではない」だし、保険所の専門家の話をすると、校長から呼び出されて「けしからん」と言うし、結局最後まで、協力どころか責任回避に終始していました。

 

そんな大人のドタバタが続いているうちに、子供の方は高校受験が気になりだし、自分から受験直前に家で勉強を始めました。

 

その甲斐あって、中くらいの高校に入学できました。

 

その後も普通高校は続かなく、今は通信制高校に行っており、大学進学のため勉強中です。

 

それなりの大学には入れそうですが、社会人として耐えられるのかは今後の心配のタネです。

 

中学不登校について調べたところ、その割合は3%あるそうです。クラスに1人は不登校生と言うことになります。

 

恐らくいじめが原因というのが多いと思いますが、ウチのように違う原因の子供も多いようです。

 

復帰する時期も数週間の子供もいれば、ウチのように最後まで復帰できない子供もいます。

 

親の不登校への対応については、子育てと同じで、子供の性格・状況に合わせていろいろな対応を慌てずに取るべきだと思います。

 

しかし、ウチの体験を見る限りは、親や学校の対応を押し付けても無理で、本人がどのように対応するかにかかっている気がします。

 

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年賀3

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