貧乏

大学生活は貧乏で日替り定食が1日の食事でした。

大学生活は貧乏で日替り定食が1日の食事でした。

私は、美術大学に入学と同時に一人暮らしをする事になりました。

実家からの通学は不可能ではなかったのですが、課題などが忙しい学科でもあったので一人暮らしを決めました。

両親には、大学の費用と毎月の仕送りで申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、アルバイトはせず、学業に励みなさい、と両親に言ってもらい、それが一人暮らしの条件でした。

私は、期待で胸をふくらませて大学に行き始めました。

すべてが新鮮でとても前向きでした。

お金の心配をするようになりました。

しかし、大学の実習が始まってからは、お金の心配をしないといけなくなりました。

始めの頃は、実習といっても教授もみんなも足並みを揃えていたので、問題はありませんでしたが、自分の考えを課題に入れていかなければならなくなり始めた頃、課題に取り組む費用がのしかかりました。

両親は、大学で一生懸命、勉強に取り組んでいると信じてくれていると思うと、適当な事もできない、と一生懸命アイデアを出そうと考えますが、何を制作するにしても、お金の心配をしないといけません。

2回生になると、実習の課題の多さやきびしいチェックで進級できない学生もでました。この頃になると、学生にも色々な環境があるのだと痛感しました。

アルバイトで生計を立てないとやっていけない学生、実家からの通いで高校時代のサイクルに近い学生、裕福で学業も遊びも満喫している学生。

私の周りにも色んなタイプの学生がいました。アルバイトをしていても学費をためれず、大学に来なくなる学生の事を聞くと胸が締め付けられました。

私は、アルバイトはしない約束だったので、仕送りは、生活も含めた金額を送ってもらっていたのですが、両親にも生活があります。

十分すぎるくらいの事はしてもらっていたのがよく分かっていたので、足りないとはいえませんでした。

私は、友人に要らなくなった自転車をもらい、大学へは、毎日10キロほどの道のりを自転車通学に変えました。

たまり場になる事が多いと聞いていたので、大学の近くで一人暮らしをしなかったのは、自分で選んだ事なので交通費をうかせるために自転車にしました。

朝は食べずに大学の日替り定食を食べました。その定食が1日の食事です。

夜は、食パンを冷凍しておいて、必要な時にだけ食べました。なので、お昼の定食は、とてもゆっくり食べました。

洗濯も、自分のシャワーの時にすませました。お昼だけは抜かなかったのは、一人暮らしをしていた友人が、節約のためにご両親に送ってもらったカップ麺しか食べていなくて倒れたからです。

・友人のお母さんの差し入れに感謝しています。

私も紙一重な貧乏な生活を送っていましたが、私が一人暮らしをしていた近くに、同じ大学で仲良くなった友人が住んでおり、友人のお母さんが私を気遣ってくれ、よく差し入れをいただきました。

そのご好意がなければどんな大学生活になっていただろう、と今でも感謝しています。

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