入院

キャンプ場で複雑骨折&靭帯断裂

大学生4年生の夏休みに友人5人くらいで島根県のキャンプ場に1泊2日のキャンプに行きました。

夕方くらいに現地に到着して、夕飯の準備をする前にキャンプ場内を軽く散策していた時に、少し離れた岩場へサンダルを履いた状態でジャンプしたところ、ぬかるみに嵌ってしまい着地と同時に派手に転んでしまいました。

転んだ直後に猛烈な吐き気に襲われ一人で立ち上がることができず、友人に抱えてもらいテントを張っている場所まで何とか連れて戻ってもらいました。

友人たちがキャンプ場の管理人さんに病院の場所を聞いたのですが、周辺には病院がなく歯医者しかないとのことでしたが、歯医者の先生が折れてるかどうかはレントゲンを撮れば分かるからとりあえずすぐ連れてきなさいと言って下さいました。

すぐにその歯医者で足首のレントゲンを撮ってもらい、複雑骨折で靭帯も切れているとの事だったので急遽その先生の知人が勤務されてる広島市内の整形外科に連絡を取ってもらい、友人に送り届けてもらい、22時くらいに到着して即入院決定でした。

入院して数日後にすぐ手術をして足首に鉄板のようなものをいれて、骨と靭帯が元に戻るのを待って、また手術をして鉄板を取り出すとの説明を受けました。

手術直後はトイレにも行けず、尿道に管を通して寝たきりの状態が2日間ほど続きました。

1か月半の入院生活でしたが、看護婦さんや先生も感じの良い方が多く、元々好き嫌いも少ないので病院食も普通に食べることができました。

ただ相部屋で50代後半の男性と一緒だったのですが、友人がお見舞いに来てくれたりして、どうしても話が弾んで滞在が長くなると友人が帰った後で文句を言われたり、暇なので本を読んだりしていてもページをめくる音がうるさいなどクレームをつけられました。

最初はこちらも悪いと思い我慢していましたが、結構その男性もうなり声をあげたり独り言が大きい事もあったので、一度我慢の限界を越してこちらも強い言葉で注意したところ、それ以降は何も言われなくなりました。

入院して初めて分かった事の1つは読書が趣味になってしまうという事です。

本当に想像を超える暇さ加減でした。それまで教科書以外の本は年に2~3冊しか読んでいませんでしたが、あまりにも暇でとにかくコンビニにある文庫本を手当たり次第に買って読みました。

個室とかならゲームやTVを観たりで暇を潰せるかもしれませんが、相部屋はさすがに気を遣うので、読書や新聞を読みまくる以外何もやることがありません。

でもこの入院がきっかけで本が好きになって、暇なときに読書をする習慣がつきました。

もう1つは手術もしんどいですが、リハビリはそれを超える辛さでした。靭帯が固まっているのを元に戻す為に真っすぐ伸ばせるように少しずつ訓練をするのですが、最初は10回程度伸ばすと汗だくになるほどの痛みでした。ヾ(。>﹏<。)ノ

最後に反省している点は、同じ相部屋だった50代の男性とあまり良い関係を築けなかったことです。

今思えばうなり声をあげたり、独り言が激しかったのも病状がかなり重くて本人が苦しんでいたんだと思います。

自分が若さゆえにその部分に対して配慮ができず、心ない言動をしてしまったことが今は恥ずかしいです。

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