私の母親の姉(私の伯母さん)夫婦はどけちです。ですから母親は伯母さん夫婦と一緒に外出するのを嫌います。
そのどけちぶりは様々なシーンで出るのですが、その中のいくつかのどけちのエピソードを説明します。
まず母親の姉妹の夫婦で一緒に親戚一同の行事のために遠出をした際、各夫婦ごとに車を運転して行きました。
そしてみんなは少しでも早く目的地に着くために一部の道路は有料道路を使ったのですが、伯母さん夫婦は有料道路の料金を節約するためにグルグルとした山の中を通る道路を使いました。
お陰で他の夫婦は目的地で長い時間を待つことになってしまいました。
みんなのことを考えずに、有料道路の料金を節約するために山道を使うのはどけちとしか言いようがありません。
また私達兄弟(3人)が幼い時にお正月に親戚一同で集まった際に、お年玉をくれるのは良いのですが、そのお年玉袋に入っていた金額が少額でした。
他の母親の姉妹夫婦からのお年玉に比べると、半額以下の金額でした。
私の母親が言うには、伯母さん夫婦には子供が一人しか居ないので、一人分のお年玉しかもらえないのに、うちは3人兄弟だったので三人分のお年玉を渡さないといけないのが嫌なんだろうとの想像です。
でも子供の数は関係なく、他の姉妹夫婦は相当額のお年玉をくれているのに、伯母さん夫婦からのお年玉だけ少ないのは納得が行きませんでした。
これも伯母さん夫婦がどけちだから、お年玉のお金を節約したのでしょう。
また私達兄弟が幼い時に一度、伯母さん夫婦の家に泊まりに行ったことがあるのですが、その時に出された料理は子供が好きな物ははなく質素な料理ばかりでした。
普段から料理に使うお金を節約していることは聞いていましたが、私達兄弟が泊まりに行った時くらいは子供が好きそうな料理を出しても良いのではないかと思いました。
泊まる子供たちのことを考える以上にお金を節約することへの方が興味が強いのでしょう。
私達兄弟はそのお泊りの日を楽しむことが出来ませんでした。
また私の父親と母親は田舎に住んで居るので、山で採れた山菜や海で採れた貝などを伯母さん夫婦の所にお裾分けすることもあるのですが、そのお礼にくれるのはいつも人から貰って要らない不要品ばかりのようです。
お礼の品代を節約するためだとは言え、不要品をお礼に渡すのは失礼だと思います。
私の父親と母親も伯母夫婦のそんなどけちな態度にいつも腹を立てています。
人としての常識やつながりを大切にするよりも、お金を節約することにばかり興味がある伯母さん夫婦にはいつもガッカリさせられます。
そんなにどけちに生活して幸せなのだろうかと疑問に思います。