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20代までは働いて稼いだお金の大部分は物欲を解消するために使っていました。
化粧品などはお気に入りメーカーの口紅やマニキュアも全色購入するくらい、収集したいという欲望が強かったです。
しかしその後、結婚した相手が経済観念が破壊されていて、ギャンブルにはまってしまう人でした。
働いていましたが、稼ぐ以上にお金を使ってしまい、最後には消費者金融にまでお金を借りたくらいです。
もちろん返済が滞るので厳しい取り立てがあり、そんな時に愛想がついて全てを捨てて夫とやり直したいと離婚をしました。
離婚をするときに完全に縁を切りたかったので、自分の貯金と実家からある程度のお金を借りて、夫の借金を清算しました。
その代わりに一生会わないと約束を交わして、人生をやり直すことにしました。
そのため手元には10万円ほどしかなく、もう実家には肩身が狭くて頼るどころか帰れない状態になっていました。
身一つで飛び出してきた状態なので、とにかく働かなければならないと思い、住み込みの仲居をすることにしました。
接客業には自信がありましたし、住み込みであれば家賃もいらないので、お金を手っ取り早く貯められると考えたからです。
住み込みの寮は一人部屋だったこともあり、想像以上に快適でしたが、同僚はかなりアクが強い人ばかりでした。
DV被害にあった女性や夜逃げをしてきた人、引きこもりを脱出するため働きだした人などワケありの人ばかりでそれが逆に心地よかったです。
自分も離婚をしてきたばかりで心にキズを持っていましたから、根掘り葉掘り聞いてこない距離感が良かったからです。
寮なので自分の物を置くスペースにも限りがありますし、家具などを部屋に置いている人はいませんでした。
それに家電はほぼ共有なので、自分のものというものがありません。
最初はそれが貧乏な感じがして嫌だったのですが、慣れると自分のものがないということは失うこともないですし、壊れても買い替える必要がないので経済的にも良いことがわかりました。
入寮しながら働いてお金がたまったので、別の仕事をするために退寮をしましたが、その時もボストンバッグ1つで引っ越しという身軽さでした。
それからは賃貸マンションに住んでいますが、ミニマリストの生活は続いています。
テレビも家具もありませんし、室内にあるのは簡易ベッドだけです。
洋服も離婚してからシンプルなものが好きになったので、無印良品かユニクロといった季節を問わずに定番のものを購入するので、全部合わせても8枚もありません。
ミニマリストになってからは家具や家電が室内にないので掃除機を持たずに自分で布で拭き掃除をするだけで清潔になります。
物を増やさないことをモットーにしているので消費も少なく、余裕で貯金ができるようになりました。