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私の貧乏体験は何と言っても大学卒業後就職できずアルバイトで生計を立てていた時でした。
東京の大学を卒業した私は就職活動をするものの、就職超氷河期時代に加え視覚に障害があるため内定をいただけることはありませんでした。
高い学費を親に出してもらい卒業したこともあり、親にも大変申し訳なく思っていたため親に援助を求めず時給900円のアルバイトで何とか生計を立てることにしました。
まず家賃をなるべく抑えるためにお風呂なしの共同トイレ、4畳一間の築50年くらいのアパートに住むことにしました。
家賃は月2万6千円という安さでしたが、利便性の大変良い町に住むことができました。
近所の商店街には激安スーパーなど生活費が安く抑えられそうなお店がたくさんありました。
さらに夜お店に行くと値引きで食材を買うことができるのでそれを大いに利用し食費は月に1万5千円で済ませることができました。
本当は毎日お風呂に入りたかったのですが、お風呂がないため近所の銭湯に3日に1度行くのがとても楽しみでした。
光熱費を抑えるため冬は湯たんぽを利用したり、照明も必要最低限に使用し、電気のコードは必要な時だけ入れるなど節約を徹底しました。
節約した甲斐もあり、また部屋が狭い分光熱費などは月に5千円と大変安く抑えることができ良かったと思いました。
実際の手取りのアルバイト代は13万円程度でしたが、月に僅かですが貯金をすることもできました。
友人たちはみんな忙しいため、遊びに出かけることもほとんどなく交際費がかからなかったのが貯金ができた大きな要因だと思います。
また都心も近いため出勤も楽でしたし、休みの日は市が運営する図書館で読書をしたり、ウィンドーショッピングや散歩など無料で楽しめることを探し、とても充実していたと思います。
しかし、やはり将来の不安はとても大きくこのままではいけないという気持ちはありました。
現在のように障碍者雇用での採用もなかなかなく自分ができそうな仕事を見つけその中で自分で工夫をしながら仕事をしていくしかありませんでした。
周囲の方にも視覚に障害があることを伝えておりましたが、実際仕事をするとなるととても大変でした。
あれから20年近く経ちましたが、これまでの人生の中でも最も貧乏な生活でしたし、つらい時期ではありましたが一番の心の財産となっています。
親に卒業後は一切援助してもらわなかったことが自立心につながり、貧乏な生活でも楽しめるよう工夫ができたことは今でも役立っています。
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