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貧乏を凄く感じたときがありました。
一時期、友達の家に転がり込んだときがありました。
家といっても、かなりの古めのアパートといった感じのところです。
歩くとギシギシ言う感じでした。
ある時、夕方になり薄暗くなったなと感じたので電気をつけようとひもを引っ張るが、なんの反応もなく、なんだろう、壊れたのかと不安に思っていると、電気を止められていたようで、つきませんでした。
それまでは電気がつかないなんてなかったし初めての経験でした。
夕方の薄暗くなったなかで、電気もなくコンビニ弁当を食べる。
明るいとそんなになにも感じることはないと思うのですが、電気がついてないってだけで、なんとも虚しく切なくなりました。
あのときほど、貧乏を悲しくなったことはありませんでした。
電気がついていないだけで、凄くテンションは下がるし、なんとも言えない気持ちになるのです。
当たり前についていた、電気が凄く懐かしくて明るいって凄いことなんだとメチャクチャ感じたときでした。
これまで、実家でぬくぬく暮らしていたんだなと改めて感じたときでした。
電気がつかないことがこんなに貧乏に感じるとは知らなかったし、何をしても虚しく感じることを知りました。
周りの家から漏れる明かりが凄く、羨ましく感じました。
友達のところにお世話になっていたときだったので、何も言えず暗いなかで過ごしたときは切なかったです。
ご飯を食べても、暗いと言うだけで気分の落ち込みは半端なかったです。
その後電気がついたときの、喜びようは口では言い表せません。
あのときほど、電気がついてよかったと思ったことはありませんでした。
電気がついて明るいことは当たり前じゃないだなと初めて感じました。
一人暮らしをしたことがある人は分かっていることなのかも知れませんが、それまで親が何でもしてくれていた生活しかしてこなかった自分のことを凄く情けなく感じたし、苦労を知らなかったんだなと思いました。
水が出て、ガスが出て、明かりがついてが当たり前ではないんだなと実感した出来事でした。
その後実家に戻ったのですが、時々電気の有り難みを感じることが出来るようになったと思います。
つかなくなるまでは、電気がつくのが当たり前でした。
夜になれば、電気をつけて明るくなる。
普通の生活が出来なくなってみて初めて、明かりが凄いと実感しました。
それまでも、お金持ちではなかったけど、貧乏とまでは感じていませんでした。
しかし、あの電気がつかない暗いなかでの生活は自分の考え方を変えてくれた出来事でした。
もう電気の明かりのない生活はしたくないとつくづく感じました。
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