私がお勧めしたい映画は戦争の映画です。「母と暮らせば」と言う映画です。お母さん役が吉永小百合さんで息子役が嵐の二宮くんです。
息子はお国のために戦争に行きます。でも息子は帰らぬ人となってしまいました。息子は自分が亡くなったことをまだ理解していません。
その為、学校に行ったりお母さんの元に帰ってきたりしていました。もちろんお母さんも息子が亡くなったことをまだ理解していません。
息子の彼女役は黒木華さんです。息子は黒木さんと将来結婚するつもりでした。清楚で美人でと息子はお母さんにいつも自慢していました。
お母さんも息子が帰ってくるのが楽しみで仕方がなかった様子でした。息子は黒木さんの前には絶対に現れません。それは自分が亡くなったことで黒木さんを悩ませてしまうからです。
黒木さんはお母さんが心配でいつもお母さんの元を尋ねていました。お母さんに寄り添う黒木さんの姿に素晴らしい親子愛を感じました。まもなく黒木さんは遠くに引っ越しをします。
お父さんと一緒に遠くに行く黒木さんのシーンが印象的でした。息子は毎日お母さんのところに来て話をしていますが本当にお母さんも息子も幸せそうです。
特に会話と言うよりも些細な会話なのですがそれがとても親子愛を感じられて良かったです。しばらく息子がお母さんを訪ねなくなりました。
どうしてだろうと言う気持ちはありましたが、お母さんが元気そうにやっているので息子は一息ついたのだと思います。
でも近所の人は口々にお母さんは独り言を言っておかしくなってしまったとご近所では有名な話になってしまいました。お母さんは決しておかしくなったのではなく息子が帰ってくることを息子と話をすることを心待ちに待っているだけでした。
お母さんは息子がなかなか来なかったのでかなり衰弱してしまいました。そしてとうとうお母さんは息子と一緒に天国に召されました。そのシーンが感動的です。息子が手を引いてお母さんをエスコートしました。
私は息子とお母さんがすごく顔色が悪いように見えましたがお母さんの息子を見る目が幸せそうで何よりでした。2人で天国に旅立ちましたがきっと天国でも2人幸せに話をしていると思います。
私が思いましたのは息子が黒木さんに会うべきだったのではないかと思いました。好きな人や結婚を誓った人と会えないほど辛いものはありません。
私としては黒木さんと息子は是非会って会話して欲しかったです。黒木さんの寂しそうな目がそのことを物語っていました。
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