中日ドラゴンズに所属している松坂大輔投手が沖縄キャンプの際にファンとの接触により右肩を負傷するという事態になってしまいました。
中日ドラゴンズは毎年、沖縄にてキャンプを行っていますが第一クールの最中にファンとの接触の際に右腕を引っ張られてしまい負傷してしまいました。
右肩に違和感を覚えて松坂投手は、病院にて診察を受けた結果、右肩炎症という診断が下りました。かかりつけの病院での診察、検査を受けるために沖縄を離れて精密検査を受ける事態となってしまったのです。
松坂投手は、昨年に中日ドラゴンズに加入して球団で二番目となる6勝を挙げる活躍をして見事にカムバック賞を受賞していました。
昨年の6勝を超える活躍が期待されていましたが、キャンプの第一クールでまさかの離脱という事態に繋がってしまいました。
キャンプから離脱したためしばらくはノースロー調整(全くボールを投げない)を強いられる事と投げられるようになってもすぐには全力投球が出来る状態ではないため開幕ローテーション入りは絶望となってしまいました。
松坂投手の右肩は以前に手術をしている箇所でもあり日頃からのケアも入念に行っていると思いますが、そんな右肩が急に引っ張られてしまうと思わぬ大きな怪我と繋がってしまう事が今回の事態で改めて分かりました。
松坂投手の右肩は、今後治療とリハビリをしていきますがシーズンに影響するだけでなく最悪の場合は、選手生命も脅かしてしまう懸念がされています。
このニュースは、日本国内だけでなくアメリカなどでも大きく報道されています。ファンとの交流によって怪我をしてしまうという事態は、アメリカの野球ファンの間でも騒然となっています。
特に松坂投手は、アメリカのメジャーリーグのレッドソックスで先発ローテーションとして活躍していたため知名度もあり日本での復活も喜ばれていました。
今回の松坂投手の負傷によりファンとの交流の頻度や近さなどが遠くなっていってしまう事も懸念されています。
投手の肘や肩はとてもデリケートで一つの怪我が選手生命や活躍に大きく影響してきます。今回の件で改めてファンと選手との関係を考えさせられる事となってしまいました。
松坂投手は、キャンプを離れてノースロー調整と治療を並行して行っていきますが少しでも早い右肩の回復と試合への復帰を願いたいです。
スポーツ選手とファンとの交流の在り方や距離感について今後、見直しや検討されていく事が予想されます。
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