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卓球ジャパントップ12熱い試合を見て

毎週のように新しい世代が活躍めざましいスポーツ界、多くのニュースではプロ野球のキャンプが話題になる季節でもありますが、ウインタースポーツもまだまだ残っていますし、その他の競技も大きな大会が目白押しです。

そんな中行われた卓球のLIONカップ第23回ジャパントップ12卓球大会、今現在の国内トップレベルの選手勢揃いで熱い試合が繰り広げられました。

男子は日本卓球界の顔とも言える水谷隼選手を張本智和選手が圧倒、世界レベルの強さを改めて示したと同時に日本選手団の層の厚さを見せつけた格好になりました。

女子は石川佳純選手が伊藤美誠選手を決勝で下し2年ぶり4回目の優勝を果たしましたが、男子以上に実力伯仲で誰が勝ってもおかしくない熱戦続きでした。

準決勝では伊藤美誠選手VS平野美宇選手の好カード、ファイナルセットまでもつれ込む展開に決勝以上に白熱した内容でした。

最近囁かれるのは王者中国との実力差、以前はどうやってもかなわないと言われたものですが、世代が若返るに連れてその可能性は膨らみつつあるような気がしているのは私だけではないと思うのです。

実際国際大会では上位ランクの中国選手を破ることもありますし、日本の選手たちも徐々に中国との距離感が縮まっているのは感じてるような雰囲気、まだ強気なコメントとまでは言えませんが可能性は感じさせる印象を受けます。

課題は団体戦で総合力でやや劣る結果に終わることが多いのですが、今の若い世代、またそれに続く新たな世代が続いていけばもしやと思わせてくれる期待感があります。

昨年Tリーグ(日本の卓球リーグ)が開幕し話題になりましたが、まだまだ発展途上なのは否めず、今後どれだけ卓球界をバックアップしてくれる企業や組織があるか、日本卓球界の課題なのではないでしょうか。

一億円の賞金が掛かってから記録が出たマラソン界の例もあるように、やはりスポーツ界は賞金が多ければ多いほど結果に繋がりやすいのは間違い無いようですし、それを考えると卓球界はまだまだ低いと言われます。

ちなみにトップ12の優勝賞金は300万円です。(前回までは100万円)

それを補うのが企業スポンサーですが、限られた企業だけに頼りすぎると先々いろんな問題も出てきそう。

力がついてきた今だからこそ国全体がサポートして打倒中国を果たしてほしいと、イチ卓球ファンは思ってしまうのです。

卓球が暗いイメージだったのはもう過去の話、今はどんなスポーツにも劣らないパフォーマンスがある競技だと認識されつつあります。

もっとテレビ中継も増やして一つの成功例を作りたいところですね。

そして他の競技もそれに続く、未来ある日本のアスリートへの応援をと願うところです。

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