主人のお母さんがガンで亡くなりお父さんが広い一戸建てで一人暮らしになってしまうことになり、私たち5人家族が同居することになりました。
しばらくはお父さんも特に介護が必要ということはなく、たまに食事をしたのを忘れてしまって「夕食はまだかい」と言ったりちょっと「あれっ」ということはありましたが、まあまあ元気に同居生活をしていました。
それが3か月くらいたったある日トイレに行こうとして転倒して腰を打って手術が必要になり入院することになりました。
3週間位の入院だったと思います。完全看護だったので私たちも週末だけ行くような感じで毎日寝たきりだったようです。
その後退院して家に帰ってきましたが、腰が痛いこともあり布団で食事をするようになりトイレに行く時も起き上るのが大変で私の肩につかまって立ち上がってやっと行く感じになってしまいました。
お風呂も病院では入れてもらっていたようで、入院前のように一人で入れなくなってしまいました。
困ったことになったと思い、もう10年くらい姑を自宅介護している姉に相談すると来てくれてお風呂の入れ方とか教えてくれました。
姉は同性を介護するのでいいですが私は異性になので始めはすごく抵抗がありました。
それでも一か月位は頑張って私がやっていましたが結局訪問入浴にお願いすることになりました。
お父さんは言葉は少なくなりましたが完全な痴呆症とかではないようです。
それでも、急に大きな声で怒って私のことをお母さんと間違えているような時もありそういう時は本当に困ります。
そういう時は呼び方は「お前」で、パートにも行けなくなって介護を強いられているのにそう呼ばれると、仕方がないと分かっていながらも精神的に本当に辛いです。
介護保険の認定も受けたのでデイサービスでも行って少し外に出れば刺激になってボケ防止にもなるんだろうと思うのですが、昔録画したサスペンスを眺めるように見ている日々でこちらがその姿を見ているとストレスと焦りを感じてしまいます。
腰が少し良くなったので隣のスーパーに一人で買い物に行くこともあるのですが、同じお菓子などを何回も買ってきてしまい指摘するのですがその時は納得してもまた同じのを買ってくるなんてことが続いています。
年金もなくなってしまうし困るなと思いますが少しでも外に出るのはいいことなので様子を見ているところです。
こんな感じで思うように行かないことばかりで、主人は忙しく帰りも遅いので殆どお父さんの介護についてはノータッチです。
介護ベッドが来週届きますがそうするともうずっとそこに寝ているんじゃないかと思われて心配しています。