私は、かつて人生をやり直すために転職をした事があります。
それは、女子大を卒業しまして、そのまま流されるままに多くの同期ともに一つの民間企業であります老人介護施設に就職する事になりました。
しかし、何も考えずに入った会社でありました。
最初の半年間につきましては、東京での研修で学校の延長で楽しい日々を過ごす形でありました。
しかし半年間が経過して現場に配属されますと、予想だにしなかった過酷な夜勤、先輩や上司からのイビリ、そして、お客様となります入居者の方々からの容赦ない厳しい言葉を浴びせられる事ですぐに精神的に参ってしまう形となりました。
私はこの時に、「なんて社会って厳しいんだろう、お金を定年までもらい続けることってこんなに厳しいことなのかな・・」と思い悩む形となりました。
特に一番辛かったのは、新卒の違う会社に行った同級生が土日祝日に気晴らしでショッピングしている時に、「何で私だけ・・・」と言う形でいつも土日に縛られる形で、拘束されるのが、憂鬱でなりませんでした。
また、休みを頂けたとしても、平日の飛び飛びでの休みでとても休んだ気になれないと言う状況で転職の意欲が高まる事となりました。
私が転職の活動を始めてからは、一気に社内で噂が広まる形となりまして、嫌がらせも激しくなり、上司から普段ミスでとがめられない内容につきましても、細かいミスでも激怒される形になり、もう限界と思っておりました。
幸い私は、転職を成功させることができました。
異業種への挑戦と言う形でありましたが、転職先の業務としましては、完全なデスクワークで対人関係が発生しないテレワークでありました。
オペレーターとなり、お客様からの相談に終日乗るような形で、過去の嫌な思い出を払拭できるので、転職により最高の人生を手に入れることができたと思いました。
今でも、介護業界のことを時折思い出しますが、本当に辞めることができて今でも良かったと思っています。
今の業務は土日祝日に暦通りに休みが取れる事となりましたので、今の仕事に非常に満足しておりますし、介護業界で悩んでいる友人等にもエールを送る形で、悩んでいれば、私のように異業種へ挑戦する勇気を与えてあげたいと思っております。
また、時間に余裕が生まれたので、更に自分自身をステップアップさせようと思い、自己啓発としまして、資格取得にも挑戦しております。
