ミニマリスト達の間でよく聞く言葉に「衣類を最小限に減らす」があります。私も例にもれずミニマリストという言葉はそこから知りました。
しかし、実際に衣類を最小限まで減らすのはとても勇気がいることです。
お気に入りだった、値段が高かった、あのトップスやボトムスと合わせる為にはこれが必要、と考えるとキリがありません。
ミニマリストという言葉を知って5年になります。なかなか断捨離に踏み切れずクローゼットに眠ったまましばらく放置している服が全くないとは言えませんでした。
しかし最近、それまで迷っていた服がスムーズに断捨離できた出来事があります。それは「年齢」と「自分が似合うもの」について考えるということでした。
まず、年齢についてですが私は来年35歳になります。35歳は女性にとって大きな節目です。仕事をしていても育児をしていても女性としてとても重要な時期であると思います。
20代から30代になる時に迷ってまだいけると残しておいた服も、35歳を越えると厳しいと思うようになりました。
鞄も小さく可愛いモチーフがあるくらいならいいかと残しておいたものも、さすがに35歳を超えるとしんどいと思うようになり、靴も少しビジューがついているくらい大丈夫と思っていたものも、気になるようになりました。
そして年齢とともに「自分が似合うもの」を考え始めました。
今までは好きなものが優先でした。ですが、最近では「似合うもの」を選ぶようになりました。例えばクルーネックとVネックのTシャツを例にあげます。
今まではどちらも好きで、どちらの形も同じように持っていました。どちらかというとクルーネックが多く流通している為、当たり前のように購入していました。
ですが、ある日突然似合わないと思うことが多くなりました。よくよく考えてみると顔の形や肉が重力に負けたりと、顔や身体の変化に服がついてこれなくなったからのようです。
それを考え始めるようになってからは、もっぱらVネックを選ぶようになりました。
年齢も自分が好きなものを手放し、似合うものを考えるということもどちらも自分を受け入れる、少し痛みの伴う作業だと思います。
ですが、それを知り受け入れることで、新しい自分にステップアップして30代後半を迎えることができるような気がしています。
きっと私は40、50代になっても同じように身体の変化や年齢と共に服の断捨離をしていくのだと思います。
子育てや仕事も落ち着いて一番女性として解き放たれて輝く40、50代、今からでも断捨離して人生のステップアップをしてみませんか。