応援クリックお願いします。 ヾ(*´∀`*)ノ
結婚した時から、子供は二人以上を望んでいました。
そして、子供には何不自由なない生活を送らせて、望むものはすべて与えたいと考えていました。
というのも、私も夫も家族に恵まれず、不遇な子供時代を過ごしてきたからです。
欲しいおもちゃを買ってもらったり、おいしいものを家族で食べに行ったり、家族の当たり前の楽しみを知らずに育ちました。
学費も出してもらえず夫も私も高卒で働いています。
特に、この学歴コンプレックスは非常に強く、子供には学歴をつけさせたいと思っていました。
・習い事は一人3つ~4つ
だから、子供二人に恵まれた時は本当に嬉しかったです。
子供が望むことはわがままにならない程度にすべて叶えてきました。
習い事も塾を含めて一人3つ~4つさせて、月の教育費が10万円を超えていた時期もあります。
正直生活はどんどん苦しい状況になっていましたが、それでも子供に好きなことをさせるということのために、現実から目をそらし続けていました。
そんな生活に本格的に暗雲が立ち込めてきたのは、長男が高校入学をしたころからです。
長男は将来外国語を生かした仕事につくことを希望していたので、幼いころから英会話を習い、高校は私立の外国語学科に入学しました。
この高校では、英語学科は留学が必須です。
留学の為だけで費用が100万円程度かかります。
私立なので、学費もそれなりに高額です。
そこに、次男の学習塾の費用なども重なり、私たち夫婦の収入では賄いきれなくなってしまいました。
そもそも、私も夫も高卒なので一般的な家庭よりも年収が低いのです。
それなのに教育にお金をかけてきたので、子供が高校生の時点でガソリン切れをおこしてしまいました。
・教育ローンを組む
生活が苦しいとわかっていても、子供に学校を辞めさせたり、習い事をやめさせたりするという考えはありませんでした。
そこで、手をだしたのが教育ローンです。
ショッピングローンなどと違い、子供の教育の為なんだからという大義名分がありそこまで罪悪感はありませんでした。
ですが、今考えればどんな目的があったとしてもローンに変わりはないのですが、当時は子供の為なんだから大丈夫と思っていました。
教育ローンは比較的審査も簡単に通り、長男はそのおかげで無事に留学も終え、高校を卒業しました。
その後、大学に進学し、英語を生かした仕事がしたいと今も言っています。
次男は、もともとあまり勉強が好きなタイプではなかったのですが、熱中しているスポーツがあったので、そのスポーツができる高校に進学しました。
このスポーツも、遠征や道具をそろえるのにお金がかかります。
長男の教育ローンは夫名義で組みましたが、次男の為には私名義で教育ローンを組みました。
今や、収入の半分以上が子供の教育費とローンの返済に消えます。
・子供は寄り付かずいつも一人
いつもお金がない状態で、食事は一日一食だけです。
家も手放し、古いアパートに住んでいます。
子供はこの汚い家にかわって全く家に寄り付かなくなりました。
夫は、ローン返済のために本業の他に夜勤のバイトを始めました。
私は、家に帰ってもいつも一人です。
・まとめ
私が憧れていたのは、毎日楽しく食卓を囲む温かい家庭でした。
きれいなお母さんと優しいお父さん、かわいい子供たち。
今や、私は1人で食事をとり、子供にお金を送るためだけに働いています。
幸せなのかどうなのかわかりません。
もしかしたらどこかで何かを間違えてしまったのかと考える毎日です。
下のバナーを押していただけると大変嬉しいです。 ヾ(*´∀`*)ノ