貧乏

事業に失敗し駅のトイレを掃除する仕事に就いています。

私は30歳になった際に仕事の独立をしました。

独立した当時は前の仕事のお得意様からも仕事を貰えて何とか営業利益を出していました。

ですが、従業員が会社のお金を持ち逃げしため従業員にお金を支払うことができなくなりそのまま会社をたたみました。

私の会社はweb広告やウェブサーバーを設置する仕事をしており、資金が尽きたことにより会社の経営はできず、5人いた従業員を全員解雇しました。

借金はなかったのですが会社を経営することができないため、仕事を探しましたが、中々30歳すぎて事業に失敗した元プログラマーを雇いたいと言う人はおらず、急遽駅のトイレを掃除する仕事に就きましたが正直、貧乏でした。

というのも仕事の時間自体は短いのですが、副業をしないととても食べていくことのできないくらいのお給料でした。

もちろん副業をして仕事をしていましたが、プログラマーの仕事をしてソフトウェアの開発をしていた人間がたった一人の裏切りでここまで落ちて貧乏になるとは思いませんでした。

よくドラマとかではここから犯人が見つかったりしてまた仕事が見つかり人生が逆転するような展開があるのでしょうが、私の場合はドラマの主人公のように幸運が起こることもなく、現在もトイレ掃除をしながら副業をしています。

プログラマーと言う仕事は潰しが利きにくいとは聞いていましたがここまで仕事が見つからないとは思いもしませんでした。

ある程度、ソフトウェアを作り上げた実績があってもそのソフトウェアが周りに普及してしまっているので、私がそのプログラムの製作者でも他のプログラマーが理解していれば私がいなくても、そのプログラムと同じ物か性能の良いプログラムが作れるので私は不要と言うことになってしまうのです。

ですから、プログラマーの仕事は首になると新しい職場を見つけることができないため自殺してしまう人が多いのも貧乏になり仕事につくことができなくなって始めて理解しました。

私は、自分で事業を興して仲間と一緒に仕事をしたかっただけなのですがこのような結末になるとは思いませんでした。

まさか深夜に会社に忍び込まれて金庫を開けられるとは思いもしませんでした。

給料を手渡しにしたいと思っていた自分が悪いといわれれば、それまでですが手渡しにこだわったのは、頑張った結果がこの金額ですと分かってほしかっただけなのに・・。

こんなことになってしまい残念です。

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