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中学時代に部活が辛くて学校に行くのが嫌になってしまう時期がありました。
私は引っ込み思案な所があり気持ちを表に表すのが苦手な性格でした。
一言顧問の先生に部活が辛いので止めさせて下さいと言えれば良かったのですが部活を止める事は悪い事だと思い込んでいたので言えなかったです。
最初は部活をサボる所から始まりました。
そして部活をサボると先輩やクラスメイト達から何故部活に来ないんだと責められるようになり、次第に学校へ通う事が出来なくなりました。
両親は共働きで忙しく、早朝から出掛けてしまうので学校を休んでいる事はバレにくい環境でした。
その為、半年間くらい不登校を続けた末に見かねた担任教師が自宅訪問をしてくるまで不登校だった事を知られず、発覚した時は両親に今まで気づいてあげられなくてごめんねと謝罪された事が申し訳無くて、思わず泣き出してしまいました。
このままでは自分の為にも良くないですし、両親に迷惑を駆けてしまうと改善を試みました。
まずは保健室登校から始めました。
保健室で受業を受け、カウンセリング的な事もして貰いました。
そんな事を一月も続けると今度は教室へ行ってみようとの話になりました。
私はここで人生をやり直すとの意気込みだったので頑張ってみようと思い教室へ行くことに。
1時間目の受業が終わり、2時間目の合間休憩の時に私は教室へ向かいました。
ドキドキしながらドアに手をかけてゆっくりとスライドさせました。
ドアが開くと同時にクラスメイト達の視線が私に集中しました。
注目を集めていると思うと体がこわばり動けなくなりました。
皆は無言で私を見ているばかりで驚いている様子でした。
時が止まったかの様に静かになる教室、一歩を踏み出せずに躊躇している私はふと部のメンバーの一人と目が合いました。
その瞬間に私は汗と動機が止まらなくなりその場から逃げ出してしまいました。
理由は分かりませんが兎に角この場に留まる事は無理だと感じて、結局それ以降は一度も中学に通う事無く卒業となりました。
不登校の間は勉強を頑張りました。
誰も私の事を知らない場所で今度こそは人生をやり直すんだと高校受験では有名な私立校へ通う事を目標としていたからです。
家族の同意も得られて居り、不登校の為の家庭教師を行政に依頼して付けて貰いました。
結局、志望校には受からずに地元ではそこそこ偏差値の高い公立へ通うことになりました。
そこにはクラスの中でも関わりの薄かった人達が数名いるだけで殆どは初対面だったので私の中での勝手なしがらみも無く、卒業まで病気や怪我では休みも無く卒業に至りました。
今となっては部活をサボり、それを咎められるのが嫌だという何てことの無い理由で不登校をしていたと思いますが、当時は重大な事であり重罪な事だと思って居たので大事な青春を少し無駄にしたなぁと後悔しています。
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