しくじり

馬鹿なしくじりのせいでやりたかった仕事に就けなかった体験

私は20代中頃にアメリカに留学した経験があります。

留学することを決意した理由は、ただ英語を勉強するためだけではなく、その前の私の人生があまりにも嫌なことや失敗ばかりが続いていましたので、そんな人生を変えるために思い切ってアメリカへ留学することを決めました。

その留学前の失敗の一つは付き合っていた男性との恋愛関係でした。

彼は小さなお店を経営している人だったのですが、経営が上手く行っていなかったため、私が陰ながらのサポートはしていたのですが、彼はずっと夢だったお店の経営が上手く行かないことにストレスと不安を抱えていました。

私も自分の仕事をしながら彼のお店のサポートをしていたので余裕が無くなってケンカばかりになって、結局はお別れしてしまいました。

そんな別れ方をしたのにも関わらず、私はアメリカへ留学した後に日本に戻ってきた際にその元カレへ連絡をしてしまいました。

彼のことがずっと忘れられなかったからです。

そして私は留学する前と同じように、彼が経営しているお店で人手が足りない時などにサブで働くようになりました。

それと同時に私は就職活動を精力的にやっていました。

そんな中、ある大きな英会話教室で英会話講師を募集している求人情報を見つけて、早速、応募してみたところ、面接と筆記試験をしたいと連絡がありました。

もし大きな英会話教室で講師として働くことが出来たら、私がアメリカ留学で得ることが出来た英会話力や留学中の経験を生かすことが出来ると思いましたので、絶対に受かりたいと願って、その面接と筆記試験を必死で受けようと意気込んでいました。

それなのにその試験の当日の朝に元カレから電話がかかってきて、その日のお店の人手が足りなくなって困っているので助けてくれないか?と懇願されました。

それを聞いた私はうっかり承諾してしまったのです。

その時、私は自分のアメリカへの留学の経験とそこで得た英会話力にとても自信がありましたので、馬鹿な考え方をしてしまったのです。

とりあえず、その英会話学校での面接は受けて、その英会話教室の講師として働きたいという意欲と、その講師となることが出来たらきっと英会話教室の役に立つことが出来るという自信を熱く伝えました。

そしてその面接官たちの方々の反応も良かったので、面接の一番最後に私は「筆記試験は半日後もしくは後日に受けに来たい」とお願いしました。

それは元カレのお店の手伝いに行くためでした。

その時の私はそんな無謀なお願いをしたとしても、きっと実力のある私は雇われるだろうという「勘違い」をしていたのです。

ですがその行動をしたために、後から英会話教室から連絡があって、「もう筆記試験は受けに来なくて良い」と言われてしまいました。

つまりその選考試験に落ちてしまったのです。

私はこのしくじりをしたことをとても後悔しました。

そして自分を責めました。

なぜそんなリスクを負ってまで元カレのお店を手伝ったのか、本当に馬鹿なしくじりだなと落ち込みました。

その後、私は真面目に就職活動をして、元カレのお店を手伝うことも辞めました。

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