30代後半会社員です。安易に住宅ローンを組んでしまい後悔しています。
3年程前になるのですが結婚して子供も生まれるので以前に住んでいた1LDKのマンションだと手狭になってきたので引っ越しを検討していました。
今後の事を考えて購入か賃貸にするかどちらにするか悩んでいましたが購入の方が月々の支払いが安くすむ計算だったので購入する事にしました。
新築のマンションだったので説明会や綺麗なモデルルームなどを見ているうちにすっかり舞い上がってしまいトントン拍子に購入してしまいました。
今考えれば色々と浅はかだったなと思います。 まず当時の手取りだけで住宅ローンを検討していたので給与が下がった時にどうするか何も考えていませんでした。
当時は残業が当たり前で残業代だけで月5万円以上稼いでいたのですが、最近言われている働き方改革が自分の会社にも影響してきて残業が事前に申請して認められないと残業が出来ない仕組みになってしまいました。
会社としては残業させたくないので上司に申請しても基本的に認められなくなってしまい…。仕事は終わらず家でやらなければならない事になりました。家で仕事するので当然無給です。
さらに追い打ちとして妻の産休です。
本来であれば保育園に預けて復帰する予定でしたが購入したマンションが大規模マンションだったため、自分達と同じような小さい子供がいる家庭が一挙に入居する事になり保育園がいっぱいになってしまいました。
結果、預かってもらえる事が出来ずに待機児童になってしまいました。国から育児給付金は出るのですが、給与の半分程度なので予想していた収入よりも大きく下がってしまいました。
こういった収入が少なくなってしまった事は考えれば予測出来た事なんですが当時は全く考えていませんでした。
住宅ローンだとキツイのが当然なんですが手取りが減っても月々の支払いは変わらない事です。
賃貸であればすぐに引っ越したりする事が出来ますが購入した場合引っ越そうにも今住んでいるところを何とかしないと引っ越す事が出来ません。
なので住宅ローンを組む方にはちゃんと先の見通しも考えた上で購入する事を強く薦めます。
今より収入が下がっても返済できるか?返済額だけでなく、共益費、修繕積立金などの諸経費も含めた金額でも支払いが滞りなく出来るか?
最低でもこの2つがクリア出来なければ購入は見送った方が良いでしょう。
今は家の値段は高い相場なようで、不動産屋はとにかく上手い話を言って購入を薦めてきます(向こうも商売なので当たり前ですが)。
目先の事で簡単に決めるのではなく長期的に考えた上で購入する事が住宅ローンではとても大切なのではないでしょうか?
我が家は急な収入減に対応しきれず現在売却に出しています。諸経費などで200万円以上支払らっているので購入は大大大失敗です。皆様も本当に!気を付けてください。
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