大きくなったら食べられるものが増えてきましたが、子供がまだ幼稚園生だったころはアレルギーで食べられないものが多くあり、お弁当作りに苦労をしました。
うちの子供には、卵、小麦、乳製品のアレルギーがあります。
そのため、卵焼き、パン、牛乳、ヨーグルトなど食べることができません。
幼稚園は給食なのですが、給食では卵、小麦、乳製品がよく出てきて食べられないものが多いので、お弁当を持たせていました。
子育てをしているとどうしても幼稚園の給食の問題は避けることができません。
みんなと同じように食べられないことは子供もわかっているのですが、やはりみんなと違うものを食べるのは嫌なようです。
ときどき私が作ったお弁当を残してしまいます。
子供がきちんと栄養を摂れることを考えて、食べられるものを使って作ったお弁当です。
朝早くに起きて苦労をして作ったものを残されるとイラッとします。
叱ってはいけないことはわかっているけれど、イライラして子供を叱りつけてしまうこともありました。
そんなときは罪悪感があります。
このままではいけないと思って幼稚園の先生に相談をしたところ、市でアレルギーの子供を持つ親同士の交流会を開いていることを教えてくれました。
また、SNSなどでもアレルギーの子供を持つ親の交流があることも知りました。
こういったところでアレルギーのある子供でも楽しくおいしく食べられるものの作り方を教えてくれるのだそうです。
私なんかが参加して大丈夫だろうかという心配があったのですが、思い切って参加をしてみたところ、みんな同じような悩みを抱えていることがわかって安心できました。
そして、いろいろな情報交換ができました。
ここでは、ターメリックや豆乳を使った卵焼き風や、おいしそうに見せる工夫など、お弁当に関する情報を得ることもできました。
有益な情報をたくさんもらうことができ、もっと早く参加していればよかったです。
それからは、お弁当作りが楽しくなりました。
子供は喜んで食べてくれるようになり、残すことはほとんどありません。
子育てでは大変なことがたくさんあります。
でも、それを一人で抱える必要はないと知りました。
同じような悩みを抱えている人は他にもいて、相談をすれば助けてくれることもあります。
子育てが大変だと思ったら一人で無理をせず、誰かに頼ってもいいんです。
勇気を出して助けを求めたからこそ、私は子育てに余裕を持てるようになりました。
子供がアレルギーで食べられないものが多くありました。