私は以前、ある研究機関の研究グループのアシスタントとして働いていたのですが、そのグループのリーダーはいつも自信に溢れている男性でした。
彼は日本のトップ大学を卒業していましたし、知識や経験が豊富と言うだけでなく頭の回転が速かったですし、それでいて関西出身でしたので人を笑わせるセンスも持っていましたので、彼の周りにはいつも人が集まっていました。
そんなリーダーのサポートを楽しみながらすることが出来ていましたし、彼のことを尊敬していました。
でも彼には一つ大きな欠点があったのです。
それは「女たらし」と言う点です。
私は彼よりもずいぶん年上でしたし、結婚もしているので、さすがに私に対してアプローチをしてきたことはありませんが、周りにいる独身で可愛い女性には積極的にアプローチをしているようでした。
そしてある時、グループ内に可愛らしい女性のスタッフが入ってきたのですが、リーダーはすぐに彼女にアプローチをし始めました。
ただ当時、彼女には彼氏がいましたので、リーダーのアプローチに対して彼女は興味を示さなかったようです。
ですがその後、彼女は彼氏と別れてしまって、一緒に暮らしていたアパートも出て一人暮らしを始めたため、心細くなってしまったようです。
そんな時に、リーダーが優しくサポートしてくれたり、猛アプローチをされたので二人はお付き合いをするようになりました。
私はグループ内でのもめごとが起こるのは嫌でしたし、可愛らしい彼女とお付き合いすることによって、リーダーが心を入れ替えてそれまでの女たらしのクセは治して欲しいと願っていました。
そしてしばらくの間は二人はラブラブで幸せそうでしたので安心していました。
ですがリーダーの女たらしのクセは治っていませんでした。
リーダーが学会に参加するために、アメリカに出張した際に、その学会の会場で同じ大学のサークルで一緒だった女性とバッタリ会って盛り上がってしまったようです。
アメリカの開放的な雰囲気も二人の距離を縮めるキッカケにもなったようで、出張期間中、二人は同じホテルに泊まって愛を育みながら一緒に楽しい時間を過ごしたようでした。
そんな話を悪びれもなく、日本に帰国後、リーダーは私にしてきたのでビックリしました。
完全な「浮気」行為なのに、彼は悪気が無いのか、アメリカでのロマンティックな時間について自慢げに私に話してきたので、彼に対して嫌悪感を抱きました。
でも私はそれを彼の彼女に告げ口するのは避けて黙っていたのですが、結局、その後、彼の浮気は彼女にバレてしまって、二人は別れることになりました。
彼は仕事が出来て、同僚としては一緒に働くのは楽しい人でしたが、あの女たらしの部分は病的だと思いながら一緒に働いていました。
元同僚の浮気