私は、自分の体のことでとても苦労しました。
そして残念ながら、今現在も苦労し続けています。
私は自律神経が弱いのか、子供の頃から原因不明の病気を抱えがちでした。
何かの症状が出始め、1年くらいで寛解したかと思ったら、また次の不定愁訴が現れる。
そういうことを、人生で何度も何度も経験しました。
その中でも、今回の病気はかなり苦しいです。
胃の動きが悪くなる病気で、1年半前に発症しましたがいまだ寛解に至らず。
体重は10キロ以上落ちてまさしく「肉落ち骨秀で」ている状態です。
そんな私ですが、半年ほど前に発起しました。
それまでは、「自分はこういう体なんだ」と全てを諦め、気持ちを鈍感にさせて受け入れて、ただ波が過ぎ去るのをじっと待つばかりでした。
しかし、今回の病気の苦しさにはいよいよ耐えかねて、頭の中で何かがプツーンと切れたのです。
そして、「もう嫌だ!何が何でも絶対健康になってやる!」と怒りの感情をプラス方向にシフトさせ、あらゆる手段を尽くすようになりました。
最初に手を付けたのはウォーキングです。
とにかく歩く。
なるべく毎日歩く。
それまでも、運動しようと思わなかったわけではありませんでしたが、頑張って取り組んでも、たびたび体調不良に邪魔されるうちにイヤになってやめてしまっていたのです。
でも今回は、何度体調不良に取り組みを妨げられようと、何度でもトライしました。
おかげで、毎日「歩かないとスッキリしない」と思えるような体になってきました。
次にストレッチ。
私はデスクワーカーで、慢性的な運動不足でもあったので、体のあちこちが凝り固まっていました。
なので、地道に毎日ストレッチして、体中をほぐし、血などのめぐりを良くしようと思ったのです。
また、面倒くさがりな過去の私が見たら驚くことでしょうが、筋トレにも目覚めました。
自重筋トレ(自身の体重を負荷として利用する筋力トレーニング)がメインですが、トレーニングチューブやダンベルも使ったりして、筋肉をつけ、体力の向上を図っています。
体がほぐされ、筋肉が付くことで、今の病気の撃退に繋がることはもちろん、次の病気の発症を抑制することもできるのではないかと期待しています。
こうした苦労が実り、病気は寛解には至っていないものの、自覚症状は発症時にくらべかなり軽減されたと自負しています。
これからもこうした苦労は続くでしょう。
病状はたびたび悪化するので、そのたびに心が折れますが、それはしょうがありません。
何度折れても、何度でも立ち上がって、きっと健康な体を手に入れてみせます。
何度折れても、何度でも立ち上がって、きっと・・