私は23歳の頃人生をやり直しました。
上京し一人暮らしをして社会人をやっていましたが、都内の人混みや満員電車や痴漢や仕事や人間関係などで一時期ストレスから酒浸りになりました。
ここらへんは、よくあることだと思います。
思っていたのと違ったと思うことや、うまくいかないことが重なって沈むなんていうことは付き物ですが、この頃、もう一度自分の今選んでいる仕事などの選択肢は大丈夫なのかを振り返りたくなりました。
色んなことに対して不満もあって寝不足と食欲不振の状態でとにかく元気も出ません。
だけど、その時は仕事も休めなかったので忙しい中で今後のことを考えなければいけないのが困難でした。
仕事が嫌だったことや環境の不満、人間関係のいざこざなどに思考が持ってかれるからです。
色んなことが重なった時に、一つ一つ解決していかなければなりませんが、精神的に不安定になるとそれも難しく思います。
この頃、ちょうどメニエール病も発症していて、よく吐き気や目眩などを起こして倒れることも続いていました。
突発性の難聴でいきなり片耳が聞こえなくなるということも起きて、身体が丈夫なことが取り柄だった私はだいぶ混乱しました。
ストレスが大きくなると、身体の症状としても不調が出てくるようになったのはこの時が初めてだったので、自分が思っているよりも限界なのだと感じました。
それから、なるべく空いている時間は自分がどうしたいのかを考え出します。
そして、思い切って会社を辞めてフリーランスの働き方に変えることにしました。
その為にはまずやらなくてはならないことがいくつもあります。
勉強も、準備も必要なことなので、少しづつ自分の手のつけられるところから始めて行きました。
この変化が人生をやり直すために動いた出来事です。
社会人にとってはもしかしたら、あるあるかもしれませんがその当時はなかなか悩まされて覚悟もいることでした。
でも、そうと決まったら行動派の自分にはあとはやるべきことをやるのみ、といった感じで進めることが出来ました。
人生において悩みやトラブル、苦悩なんかは、日常的にあることなのでそうした時に立て直すための手段を増やしておこうとも思いました。
転んでもただでは起き上がらないといった感じで、何かしらを掴むのであれば転んだこともむしろプラスに思えそうだと考えて挑戦しています。
これからもきっと、人生をやり直したいと思うことがあるでしょうが、そうなったら、あの時のことを思い出して何度でも挑戦していこうと思います。
人生をやり直した体験