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私は母子家庭で育てられました。母の両親、つまり私の祖父母は農家をしていており母親の他の兄弟は独立して会社を立ち上げていたりと、お金には余裕のある家庭で育ったのです。
ところが母は他力本願な人で、金銭面のトラブルは常につきものでした。
離婚して祖父母の家に転がり込むとあまり働くこともなく両親や兄弟に頼りきりだったのです。
その状況を見て、厳しい祖父はお金は出さないと切り捨ててしまったため、まだ幼かった私と妹、そして母は町営住宅に引っ越すこととなったのです。
それでも危機感のない母は厳しい祖父の目を盗んでは祖母にお金を借りたり、兄弟に援助をお願いしたりしていたのです。
それだけならまだしも、ようやく働く気になった母が選んだのは夜の仕事、スナックだったのです。
他力本願な母は甘えるのが得意ですぐに男の人を作りました。
結婚するかもしれないとまで言われていて、私たち姉妹もその男の人に懐いていたのですが、ある日突然その人はいなくなってしまったのです。
その男の人もバツイチで子供がいたのですが、その子供が突然現れて彼の財産や車を盗んで逃げたため、事業をしている彼が仕事が出来るようにと母がお金を立て替えてあげたということだったのです。
当時中学生だった私はその話に違和感を覚えましたが、結婚まで考えている人だからと母と同様に信じていたのです。
ところが私の違和感は当たり、新しい父となる人はそれ以来家に来ることはなく、代わりにやって来たのは借金取りです。
毎日のように電話をしたり家にやってくる借金取りに怯える日々が3年ほど続いたのです。
私が高校生になったときも母は私のバイト代を頼ったり、学校の支払いが滞っていきました。
社会人になると完璧に私のお金をあてにされているのがわかります。
ことあるごとにうそをついてお金をたかり、とうとう財布の中から盗むようにもなりました。
おかげで家にお金を置いておけないというピリピリとした状況になりました。
お金を渡さないと子供のように泣いては「ここまであんたにどれだけお金をかけたか」と、夜通しチクチクと言われるようになったのです。
しかも、金融機関や裁判所の封筒が届くようになり、母がまだ借金をしていることを知ってしまったのです。
支払い命令が出ているのに母はそれでも呑気に買い物をしたり、外食を楽しんだりしているのを見て、このままでは母に食い潰される、借金を押し付けられると思い、妹を連れて逃げ出したのです。
母の追っ手が来ると思いましたが、お金のこと以外に私たちに無頓着だった母からの連絡は家を出て10年近く一度もないのですが、今でも母の借金を押し付けるために誰かがひょっこりと現れないか不安で仕方ありません。
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