フラれて初めて彼の有難さに気づいた恋愛
私が20代後半でお付き合いしていた男性とは彼からの猛烈なアプローチを受けた結果、お付き合いすることになりました。
彼は私のタイプでは全く無かったので、最初はアプローチされても無視したり、適当にあしらって相手にしていませんでした。
でも私が困っていた時に色々と助けてくれたことが重なったことから、そのお礼の気持ちを表すために一緒にドライブとランチに行くことにしました。
一緒にドライブを楽しんだり、ランチをしながら話をするうちに思っていた以上に楽しんでいる自分の気持ちに気づいてビックリしました。
それ以降、私は彼のことを恋愛の対象として見るようになりました。
そして少したってから私たちはお付き合いするようになりました。
最初は彼が私のことを大事にしてくれているのが分かって幸せに感じていました。
・私への愛が重く感じるようになってしまった。
でもお付き合いが続いていくうちに、彼が私を思う気持ちと、私が彼を思う気持ちとでは温度差がずいぶんとあることにお互いに気づくようになりました。
そして彼から「〇〇(私)のことを僕はこんなに思っているのに、〇〇(私)は僕のことをあんまり見てくれていない」と不満をぶつけられるようになって、私は言い返すことが出来ませんでした。
なぜなら自分の気持ちが彼に向いていないことに自分でも気づいていたからです。
次第に彼の私への愛が重く感じるようになってしまいました。
・彼と別れ一人暮らしを始める
そしていつも思っていたのは、その彼とお付き合いする前に付き合っていた元カレのことばかりでした。
彼のことは本当に大好きだったのですが、好きすぎて辛くなって別れてしまったのでした。
その元カレへの気持ちとその彼への気持ちを比べると、やっぱり彼のことをそこまで好きでないことに気づかされました。
彼もそんな私の気持ちに気づいて、私たちはよくケンカをするようになって、私は疲れてしまったので彼と別れることを決意して、一緒に住んでいたアパートを出て一人暮らしを始めました。
それでも彼は私のことを追いかけて来て、何度も復縁を求められましたし、「悪い所は治すし、私の好みの男性に代わる努力をする」と何度も言われました。
でもそんな風に懇願されるのがとことん嫌になって、私は彼を避け続けました。
そしてある事情があって実家に帰ることになったので、彼と離れる良い機会だと思って実家に帰りました。
でも実家に帰ると、両親や周りの人達から「結婚はまだ?」と言われ続けるようになって、居心地が悪くなってしまいました。
・彼によりを戻すことを断られる
そしてそんな時に思い出したのが別れた彼のことでした。
彼の元に戻ったら実家から出られるという思いが出て来て、私は彼にコンタクトを取りました。
そしてその時、私は彼は私から連絡があったら喜んで、すぐに戻っておいで、と言ってくれると自惚れていました。
彼は私だけを思ってくれていると思い込んでいたのです。
でも彼は他の女性と恋愛を始めたばかりだったので、私とよりを戻すことは出来ない、ときっぱり言われてしまってとてもショックでした。
・まとめ
無くして初めて、彼が今まで私に与え続けてくれた愛情がどれだけ有難いものだったのか、彼が私をサポートするためにやってくれた数々のことが思い出されて、自分の身勝手さに気づきました。
そして彼に愛を返すことが出来なかったことを反省しました。
彼の存在の有難さに気づくのが遅すぎました。