私は小学1年生の時にいじめに遭いました。
うちの家族は母親と私、弟の3人兄弟です。
私が保育園を卒業して小学校に入学した時から合わせて学童クラブに入園しました。
ひとり親の方は経験ある方が多いかとおもいますが、一人で家にいると自分の子供が心配なので学校の近くにある施設に夕方くらいまで預ける場所です。
学校が終わってみんなで学童クラブに行って宿題をしておやつを食べて遊ぶと言うような日常を送っていました。
大体4年性くらいまでの子供たちと共同で生活をします。
私は小学校に行くようになり違う地区になってしまい全く友達がいない中で学童クラブに行くことになりとても怖くて寂しい時間を過ごしました。
誰にも相手にされずに学校でできた友達はそのまま自宅に帰って遊びに行ってしまい私は学童でだいぶ歳の離れている学年の子供や保育士さんと生活しないといけなかったからです。
そんなある日みんなでドッジボールをすることになりました。
男女ともしないといけなくて特に女子は成長が早く体も大きく上級生にも負けないくらいの背丈でした。
ボールの当て合いの遊びですが自分にボールが投げつけられてそのまま上級生多分4年生の男子を目掛けて投げました。
うまく定まらなかったボールはそのまま上級生の顔に思いっきり当たり倒してしまいました。
上級生はそのままアウトになりそのままドッジボールは終わりました。
次の日からいじめは始まります。
もともと私は部屋の隅でずっと一人でいました。
たまに声をかけてくれた同級生はいましたが実際にはほとんど一人。
そんな時に上級生のグループ、顔を当てた子と同い年の人5人くらいが一年生の私を指名して遊びに連れて行きました。
状況もよくわかっていない私はただついていきドッジボールの的にされていました。
広い場所で5人くらいに囲まれて顔とか足とかとにかくひたすらボールを当ててきます。
相手の顔なんか全くわかりません。
ただぶつけて笑っている声が聞こえるだけです。
大人は誰もいませんでした。
初めての感情でした。
痛みがだんだん強くなって顔が痛いなと感じ初めて辛いと実感しました。
この時泣き出した私に大人の方が気付いてその場は済みました。
そこからほぼ毎日毎日違う形で囲まれてボールを当てられたりおもちゃで叩かれたりその時の記憶は忘れることはありません。
初めての辛いと言う感情は私を学童クラブから逃げないと危ないと思わせてくれました。
学童に行っても怖くて裸足で逃げて自宅に帰っていました。
でも自宅の鍵は持っていないで扉の前で座って母親の帰りを待っています。
裸足で寒くて子供一人で玄関前でいても誰も声をかけてくれませんでした。
本当に自分は一人ぼっちで寂しかったです。
ただただ毎日が過ぎていくのが遅く自分だけなんでとずっと思っていました。
小学生時代のいじめ