ある夜のこと、家族団らんの夕食後のゆったりした時間を襲った義父と私の体験です。
私と旦那、義父の3人で夕飯食べ、みんなでテレビ見ていました。
リビングの隣が和室で、その奥は仏間です。そして、常にその2部屋のふすまは明けてましたが何かが仏間のほうを横切った気がしました。
しかし私は霊感がなくて、今まででそうした霊体験をしたことがなく、気のせいと思ってました。
ですが、義父がいま仏間から何か白いのでなかったかと聞かれ驚きました。
そして義父はお母さんが心配して出てきたのかと感慨深げです。
寝室で就寝してた義弟の上を通った感じで、そうかもしれないとホッとしました。
私は初めて霊体験をしたんだと思いました。
12月に私と旦那は婚約し義母の入院先に挨拶いって、いつ籍を入れようかと相談していました。
そんな時義弟は実家から離れたところに4月に新卒で就職し12月17日日早朝、対向車から追突される事故で彼も生死をさまよいました。
そして義弟の事故があって義父がしばらく家開けて、家のことを任せたいので2,3日仕事休んでほしいとお願いされ、たまたま私が彼の家に泊まっていた朝早く、旦那の携帯に知らない番号からしつこく着信があり、旦那を起こして出てもらえば義母の病院からです。
危篤だからすぐ来てもらいたいとのこと。まだ結婚前の旦那、義妹と3人で病院行けば義母は懸命な蘇生処置受けてるところです。
義妹は取り乱して旦那は唖然と立ち尽くして、わたしもどうすればいいのかわからなくておろおろしてました。
そして、わたしと旦那はその場に残りましたが、ほどなく義母は長年の闘病生活もむなしく天国へ行ってしまいました。
後から義母の友人に言われたのですが、お父さんの代わりに看取ってもらいたかったのでしょうという言葉を聞いて号泣したのです。
ですから入籍は延期しようとしましたが、旦那の母方のおじいちゃんが別に延期しなくてもいいと言ってくれて、義母が亡くなった1週間後ぐらいのクリスマスの日に入籍しました。
義弟の事故、直後に義母を見とれたこと、数か月後義弟が療養で辞職して実家戻ってた時の白い影、あの年の年末から初春にかけて不思議なことだらけです。
結局義母だったのか、そうであってもらいたいものです。
ところで人が夜を怖がるのは有名な話で、その恐怖から逃れるため火を発明したといわれています。見てしまったことについて話しました。